アマゴ調査
源流域の動物たち
・源流域の植物
水辺のいきものたち
源流域の昆虫類
源流域の野鳥
源流域の自然風景
源流域の歴史と文化
自然再生工事
 
源流域の植物
四万十川を代表する渓流沿い植物
トサシモツケ(バラ科シモツケ属)は四国の四万十川と那賀川のみに分布が知られている希少な植物であり、高知県のRDBで絶滅危惧II類に指定されている。

梼原川の川岸、特に八百轟周辺とその上流部には基岩の露出した場所が多く、美しい河川景観とトサシモツケ・キシツツジ・イワカンスゲなどが生育する典型的な渓流沿い植物群落の発達が著しい。

四万川流域の蛇紋岩地帯と植物
梼原川の支流である四万川流域には蛇紋岩が分布する。蛇紋岩は超塩基性岩の一種で、乾燥しやすく貧栄養な土壌となり,極相林が成立しないことが知られている。四万川流域にもアカマツの優占する森林が成立している。

蛇紋岩地は、コゴメウツギ・ワタゲカマツカ・ナガバノコウヤボウキなど葉が小さい種や、毛の多い種が多くみられる。四万川源流域の農家周辺の草地には、ササユリなど絶滅が危惧される里山の植物が残っている。
四国カルスト
鳥形山・天狗高原・大野ヶ原と続く四国カルストの山なみは四万十川源流の屋根としてその北側にそびえており、この地域の景観の骨格を形作っている。石灰岩地特有の美しい景観と、イブキトラノオ・ハンカイソウ・ヒメユリなどの咲く草原が続き、訪れる者を楽しませてくれる。
石灰岩の隙間にはヒメキリンソウなど、石灰岩地を中心に分布する植物が生育している。
ミツマタの栽培
梼原川の流域では昔からミツマタの栽培が盛んで、人家の周辺から裏山にかけて広がるミツマタの畑はこの地域の原風景であった。しかし、昭和30年代以降、ミツマタの栽培は徐々に減少し、現在ではほとんど見られなくなってしまった。

最近、ミツマタ栽培を復活させようという動きが出てきた。この流域の原風景が蘇ることを期待したい。
*現在、2009年度の調査を実施中です。

著作権とリンク・免責事項・プライバシーポリシーについて 
  Copyrights (C) 2009 よみがえれ四万十源流の会 All Rights Reserved.(無断転載不可)